今回も、
へンデル:ソナタ 第3番 へ長調 (HWV.370)です。
・・が、進展がありました。
Allegroの箇所を何とか先生にお披露目。
「自己流はダメですよネっ」という会話から、
「(だから)まだ、ビブラート習っていません」
という流れになり、
「じゃぁ、やってみますか」
と先生が言って下さる。
ぉおーっ、
憧れのヴィブラートですっ!
これを習得したならば、
私のバイオリン人生は半分終わったも同然と
かねがね思っていたビブラートの練習開始です。
先ずはビブラートの解説から・・・
「ビブラートにはいくつか種類があります・・・」:先生
「ぁっ知ってます、3種類っ!」:私
「詳しいですね」
「そりぁ、先生の観てれば判ります」
「腕、手首そして指のビブラートです」
(手本を見せて下さる先生)
「こんな感じですよネっ?」
(左手首を揺らす私)
「そうそう」
・・・しか〜し、
バイオリンを手に取ると当然のごとく
上手く弾けない。
バイオリンがユサユサと揺れる。
さらに2の指の第一関節を伸ばしたり曲げたりして、
ゆっくりビブラートを弾いて下さる。
「指先は指板にのっけるだけ、力は入れないで」
「テニスボールが跳ね返って来て、取る感じです」
この動作がムズカシイ。
力をいれてギュッと握るのを常としている
私の生活で、手に力を入れず自身の重さで乗っている
指を右手で弓を弾きながらゆるめて伸ばせと云う。
手首や指を手前に曲げてビブラートをするのならまだしも、
その反対の動作を要求される・・・
頭の切り替えが必要である。
「先生、もう充分です」
「これだけで次回までの練習、いっぱいです」
「(習得するのに)時間かかりますから、ゆっくりと」:先生
という今回のレッスンでありました とさ。
『バイオリン外伝』へつづく。
注)登場する 人物・名称等は架空の産物であり
アップした記事内容はフィクションであることをここに記します。
さらに【警告】
バイオリンの先生をしている人は、
このエントリーを読んではいけません。
読むといずれ死にます(キッパリ)。
そして、このブログの存在を教えてもいけません。
教えた人もいずれ必ず死にます(キッパリ)。
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