「アルゼンチンは債務返済を継続したいが、継続させてもらえない」/
朝日新聞広告 のつづきです。
なかなか広告文全文を記した記事が見つからないので
いかにその生薬を載せませす。
・2001年にアルゼンチン共和国はデフォルトした
・その際にデフォルトを発行した
・ほぼ順調に債務は返済している
・しかし、NMLキャピタルの支払判決が6月30日にある
・4870万米ドルで購入されたそれは現在8億3200万ドルである
・NMLキャピタルは6年間で1608%の儲けになる
・米裁判所は支払うよう命じている
・アルゼンチンはその判決を不服とし上告していた
・一金融機関(NMLキャピタル)の支払いで他の支払いが滞る
・金融側は「アルゼンチンは支払いをしない」と宣伝している
・これらは米グリーサ判事の判決が元凶である
・この判決で他の支払いができなくなる
・他の債務者はアルゼンチンの再編計画を受け入れている
・アルゼンチンの意思ははっきりしている
・少数の貧欲な投資家等とのバランスのとれた司法判断を期待する
ザックリこんな内容です。
ファンド会社の手法とその判決の不正を問うております。
『ベニスの商人』みたいに、
スッキリとした判決をだせる司法はないのでしょうか?!
(アメリカも「二の舞」になると思うのですけど・・・!?!
「国」という枠組みは金融側にとって何ら関係ないらしいです)
そして・・・・
アルゼンチン債務支払い違法=米銀に返金要請―米地裁判事
時事通信社 2014年6月28日 09時52分
ニューヨークの米連邦地裁判事は27日、
2001年にデフォルト(債務不履行)となった
アルゼンチン国債の償還をめぐり、同国政府が
米裁判所命令に反して債務再編に応じた債権者への
返済資金5億3900万ドル(約550億円)を
米金融大手バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)
の口座に振り込んだ行為について、「裁判所としては認められず、
違法だ」と断じた。その上で、送金先のBNYメロンに対し、
振り込まれた資金をアルゼンチン政府に返還するよう求めた。
BNYメロンは、連邦地裁判事の判断に従う意向を表明。
債務再編に応じた債権者への支払期日が今月末に迫る中、
債権者は同期限までに資金を受け取れない公算が大きくなった。
う”〜む、何か出きすぎです。
きっとコノ関連で儲ける人がいるんだろうなァ・・・。