なかなか暗譜が出来ないわたしを,
あざ笑うかのように時は無情にも過ぎて行きます・・・・
そんな折、来年の発表会の曲目を選ぶことになりました。
私としては、
・今まですべて、バッハの曲で発表会をこなして来たので
次回もバッハを弾けると嬉しい。
・そして此れまで同様、ピアノ伴奏無しで一人で敷きたい。
そんなんで先生のリコメンドは
『パルティータ第3番より「ガボット」』
サビの部分を弾いて下さったので「知ってる~っ」
なのですが、家に帰りさっそく動画で詮索して
聴いてみますと・・・
何かムズカシそう・・・。
そんな一抹の不安を胸にレッスンに行きましたところ
先生もわたしの実力ではムリと判断なさったのでしょう、
新たに「 G 線上のアリア」をリコメンドして下さいました。
ぉおっ!!
誰しもも知っている名曲。
もちろん私も大好きです、
(この『G 線上のアリア』はヴァイオリン独奏用に編曲したモノです)
好みの曲を練習できるのはとっても嬉しいのですが
練習曲の途中で新しい曲を練習するって
私にとっては 何だかなァ~ なのであります。
私としては、
発表会のためにレッスンを受けているワケではないし、
現在の練習曲をさえぎっての新曲のレッスンというのは
湯煎順位が違うような気がいたします。
(現在の練習曲を終了できない私が悪いのでしょうけど・・・)
このレッスン、発表会に聴きに来て下さる人達のためなら、
熟練を重ねた曲を披露するのが良いと思うのですけどネっ。
発表会の為に新たに挑戦 って、
練習生にとっては意味があるのかもしれませんが、
ただそれだけです。
(先生方は、チョッと難しい曲を練習した方が
生徒の技術が上がるとおっしゃてました・・・)
こんな曲も弾けるように成りました って。
私にとってバイオリンは、自分との対話ですから
他者(チョウシュ)にお披露目するような物ではなく
そのような機会が一生無くとも何ら問題ないのです。
極論にいえば以、以前に発表会でお披露目した曲
『メヌエット3番』を毎回発表会でお披露目で良いわけです、
前回と比べて少しは上達した って自分で判るでしょうし、
私を目当てに足を運んでくださる知人もおりません・・・。
(誰にも『発表会』を知らせたことがありませんし、
今後も教えないつもりです。)
繰り返しますが自分の為ですから、
他者にその判別をしてもらおうとは思いませんし、
(私を知らない)聞く側にとっても、
発表会の為に帳尻あわせた曲より
少しは熟練した曲の方ががまだ 聴ける と思うのですョ、
私の場合は。
・・・以前とある武術を習っていた時分にも、
発表会・競技会が年に数回ありました。
その時に練習生がエントリーするのは毎回ほぼ 同じ種目 でした。
(この辺、武術の先生もよくご存じで
一年やそこらで新しい種目でエントリーなど
恥ずかしくて(先生&私)出来ないのですョ。)
音楽は字のごとく音を楽しむものだから、
そんなの気にしなくて良いんだョ~、
もっと気軽に。
などと思われるかも知れませんが、
現実問題としてどうしても見栄が入ってしまうのです・・・。
まぁ、
何にしても欲が入ると良いこと一つも有りません。
その時は良くても、その後ほころびを修正するのに
手間ひまがかかります。
だったら背伸びをしない方が、
どんなに成長がスムーズか・・・
このようにして、ピースが抜けたまま成長してしまうから
何度も何度も繰り替えさないと行けなくなっちゃうのですョ。
う”~ 正に人生の短縮版です。
注)登場する 人物・名称等は架空の産物であり
アップした記事内容はフィクションであることをここに記します。
さらに【警告】
関東地方でバイオリンの先生をしている人は、
このエントリーを読んではいけません。
読むといずれ死にます(キッパリ)。
そして、このブログの存在を教えてもいけません。
教えた人もいずれ必ず死にます(キッパリ)。