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『済州航空墜落事故のブラックボックス、墜落前に記録停止』/ アラブニュース
興味深い記事です。





『済州航空墜落事故のブラックボックス、墜落前に記録停止』

179人の死者を出した済州航空の墜落事故で、フライトデータとコックピット・ボイス・レコーダーを記録していたブラックボックスが、ボーイング737-800型機が墜落する4分前に記録を止めていたと、韓国運輸省が土曜日に発表した。

「分析の結果、航空機がローカライザーに衝突するまでの4分間、CVRとFDRの両方のデータが記録されていなかったことが明らかになった」と運輸省は声明で述べた。





















韓国・航空鉄道事故調査委員会(事故調)は11日、済州航空事故機のフライトデータレコーダー(FDR)とコックピットボイスレコーダー(CVR)の双方で、事故直前の4分間の記録が保存されていなかったと明らかにした。


航空機のブラックボックスはFDRとCVRの2種類からなる。FDRは航空機の飛行経路や各装置の単位ごとの作動状況を記録する装置で、これを分析することで航空機の高度・速度、さらにはランディングギア(着陸装置)の作動状況を確認できる。CVRは、操縦士と管制官間の会話をはじめ、操縦士や乗務員の会話、航空機の作動音、警告音などを記録する。事故機であるボーイング737-800のブラックボックスの最大記録時間は、FDRが25時間、CVRが2時間だ。


だが事故調によると、当日(12月29日)午前8時59分、鳥類との衝突によって機長が「メイデー(救難信号)」を宣言した直後から、9時3分にローカライザー(方位角施設)に衝突する直前までの4分間、FDRとCVRのいずれも記録が停止しており、その原因を調査しているという。事故調の関係者は「CVRとFDRのデータは事故調査において重要な資料であるものの、事故調査はさまざまな資料の調査や分析を通じて進められる。事故原因の究明に最善を尽くす」と述べている。


事故調は金浦空港の試験分析センターでCVRデータを抽出した後、音声ファイルへの変換(1月2日)、書き起こし(1月4日)を完了した。一方、FDRは接続ケーブルの損失により、米国家運輸安全委員会(NTSB)に持ち込まれ、事故調査委員2人が立ち会いのもと、1月7~11日にデータの抽出・分析を進めてきた。


https://koreawave.jp/%e9%9f%93%e5%9b%bd%e3%83%bb%e4%ba%8b%e6%95%85%e3%81%ae%e6%97%85%e5%ae%a2%e6%a9%9f%e3%83%ac%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%80%e3%83%bc%e3%80%814%e5%88%86%e5%89%8d%e3%81%8b%e3%82%89%e8%a8%98%e9%8c%b2%e3%81%8c/











追記


「消えた4分」…韓国・事故機ブラックボックス不具合で浮上する「重大な電気系統の欠陥」


韓瑞大学航空整備学科のチェ・セジョン教授も「両側のエンジンが停止すれば電源供給が途絶え、ブラックボックスや着陸装置、フラップなどの作動に影響を与えた可能性が高い」と述べた。


事故調査委員会は、ブラックボックスの記録が欠損していることで、調査が当初の予想より長引く可能性を示唆している。チョン・ユンシク教授は「ブラックボックスのデータをもとに推定する調査が難しくなったため、破片やレーダー、管制官の証言など多方面から原因を追求する必要があり、調査が長期化する可能性がある」と指摘した。


チェ・セジョン教授も「ブラックボックスを中心とした調査が困難となり、他の資料に依存せざるを得なくなるため、推定原因の割合が増えるだろう」と述べた。


https://koreawave.jp/%e3%80%8c%e6%b6%88%e3%81%88%e3%81%9f4%e5%88%86%e3%80%8d%e9%9f%93%e5%9b%bd%e3%83%bb%e4%ba%8b%e6%95%85%e6%a9%9f%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%9c%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9%e4%b8%8d/




















by tukasa-gumi | 2025-01-12 00:07 | 図書 | Comments(2)
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Commented by suyap at 2025-01-13 10:26
再びお邪魔します。
このニュースを見てすぐに思ったのは、こういうあからさまな嘘の言い訳が表向きは通ってしまうのが韓国なのかなあ...ってことでした。日本のメディアではさすがにこれは言えないのでは?

私のXに流れてくる英語記事を拾い読みすると、「ふ~ん」と騙されちゃってる(あるいは関心のない)人が半分、「えっ?」と疑問に思う人がその次、残り10%強は確固としたファクトを挙げて、定期的にバッテリー交換が義務付けられた独立電源で作動するCVRとFDRが止まるなど「あり得ない」ことを説明していました。電源が入らずCVRとFDRが作動しなかったなんて、(もしそれが本当なら)これらの機器が開発された数十年前以来「初めて」の事故!だそうです(苦笑)

事故直後に「専用ケーブルが燃えちゃったのでCVRとFDRが読み取れない」という言い訳が出てきたころから「怪しいな」と思っていましたが、もう滅茶苦茶ですね。世界中でたくさんの事件が立て続いているので、今件の注目度が劇落ちしているのは、隠したい側には幸いでしょう。
Commented by tukasa-gumi at 2025-01-13 18:06
>suyap さん


なるほど、韓国のバイアスを
考慮しないといけないのですね。

毎度、詳しい解説コメント
ありがとうございます。

とても参考になります。

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