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『アポロ14号の月面の石「実は地球由来」と研究者 』/ CNN
何だろ? 今頃。


中国やロシアのリーク前のエクスキューズかしらん?!?









アポロ14号が持ち帰った月面の岩石、「実は地球由来」と研究者
2019.01.26



『アポロ14号の月面の石「実は地球由来」と研究者 』/ CNN_b0003330_18174064.jpg






48年前にアポロ14号で月面に着陸した飛行士が持ち帰った岩石のサンプルが、実際には地球由来のものであったとする研究論文が、このほど科学誌に掲載された。彗星か小惑星が地球に衝突した衝撃で岩石が宇宙空間へと飛ばされ、偶然その先にあった月に激突したという。

当該の岩石には石英、長石、ジルコンといった鉱物が含まれている。これらは地球なら非常にありふれた鉱物だが、月の地質における含有量はあまり多くない。

また岩石が形成された温度や環境を分析したところ、月ではなく地球の特徴との関連を示す結果が得られた。岩石の結晶化は地球がまだ若かった40億~41億年前に、地表から約20キロの深さで起こったという。

当時の地球には小惑星が複数回衝突していたことから、岩石は1度もしくは数度の衝突で地表に露出し、別の衝突によって大気圏外に弾き飛ばされたと考えられる。その後、現在の3分の1の距離にあった月にぶつかったと研究者らはみている。

月に激突した岩石は一部を溶解させながら月面下にめり込んだが、2600万年前の小惑星の衝突で再び月面に姿を現した。

今回の研究を主導した月の専門家、デービッド・クリング氏は、地球の岩石が宇宙空間へ飛び出して月に激突したとする分析結果について、地質学者の中には異論を唱える向きもあるだろうと認めつつ、度重なる小惑星の衝突にさらされていた誕生直後の地球の状況を考慮すればそこまで驚くような話ではないとの見解を示した。








20世紀の嘘としてアポロ計画が教科書で教えられてい
という場面から始まる映画「インターステラ−」









「月の石」は地球最古の石だった、40億年前に形成
太古の地球に隕石が衝突し、月まで弾け飛んだ可能性
2019.01.29














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https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/012900064/?rss

「月の石」は地球最古の石だった、40億年前に形成
太古の地球に隕石が衝突し、月まで弾け飛んだ可能性
2019.01.29

 地球の岩石の中で、最も古く保存状態の良いものを、科学者たちが見つけたかもしれない。採集場所はなんと、月だ。

 1月24日に学術誌「Earth and Planetary Science Letters」オンライン版に発表された研究によると、1971年、アポロ14号の宇宙飛行士たちが採取した石のひとつに、40億年以上前の地球の石が含まれている可能性があるという。
地球から月まで弾け飛んだ?

 もちろん、太古の月の地下深くになぜか水分豊富なマグマのプールがあって、石がそこで形成された可能性もある。だが論文の著者たちは、石は地球の地殻で形成され、地球に隕石が衝突した拍子に月まで弾き飛ばされた可能性のほうが高い、と考えている(当時は隕石の衝突が多かった)。(参考記事:「地球への天体衝突が2.9億年前に急増、今も継続か」)

 そうだとすれば、この塊はこれまでに見つかった最古の地球の石のひとつということになる。最も古い鉱物はオーストラリアのジャックヒルズで見つかっており、44億年近く前のものと推定されている。だが、この年代推定については疑問が呈されているうえ、たとえ鉱物が実際にそのくらい古いとしても、それらは大昔に崩壊してしまった岩石の残りかすでしかない。それに対して、アポロ14号が持ち帰った石は、完全な保存状態にあると言ってよいのだ。(参考記事:「地球最古の地殻、44億年前と年代特定」)

「ジャックヒルズ(の鉱物)がばらばらの結晶に過ぎないのに対し、こちらのものは厳密に言っても、まさに『石』なのです」と、今回の論文の筆頭著者であり、スウェーデン自然歴史博物館の研究員でもあるジェレミー・ベルッチ氏はメールで述べる。
「月の石」をガラス越しにのぞき込む技官たち。アポロ14号計画で月から持ち帰られたバスケットボール大の石は、かつて14321と呼ばれた。(Photograph by NASA)
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 今回の発見は、月が太陽系の歴史を保存していることを裏付けるものでもある。月は非常に古く、空気を持たず、また地質学的に不活発であるため、その表面には初期の太陽系における隕石の衝突の歴史が残されている。月表面に散らばっている石のかけらのうち、最大0.5%は地球で形成されたもので、なかには金星や火星などからやってきたものもあると考えられている。(参考記事:「月の誕生物語に三つの新説、ネイチャー誌」)

 しかし、アポロ14号の石が本当に地球由来のものであるならば、初めての発見ということになる。

「本当なら、すごい発見です」と、地球の隕石クレーターの化学的研究をしている、米テキサス大学オースティン校の研究員、コーネリア・ラスムッセン氏は言う。「そこまで古い石は地球にありませんから、地球上の物質では知り得ない時代について知る手段を手に入れたことになります」

月でできたと考えにくい理由

 1971年2月6日、アポロ14号によって採取されたこの石は、かつて14321と呼ばれていた。地球のかけらと思しきものを含んだこの塊は、アポロ計画で月から持ち帰られた石の中では最大級だ。(参考記事:「「月から昇る地球」、世界を変えた撮影から50年」)

 石の大きさはバスケットボールほどもあり、重さは9キログラム近い。角礫岩と呼ばれる、古い石のかけらがたくさん組み合わさったものだ。「雨の海(インブリウムクレーター:月の表側に見える巨大な暗い染みのような部分)」を形成した衝突によって、この大きな石の塊ができ、それがアポロ14号の着陸地点まで飛ばされたと考えられている。

 石を構成しているのは、大部分が砕屑岩(粒子が堆積してできた岩)で、暗い色をしている。だが、一部は際立って明るい色をしており、この部分は地球上にある花崗岩と似た構成だ。14321のこの異質な部分がどこからやってきたのかを調べるため、ベルッチ氏の研究チームは再び石からサンプルを採取し、ジルコンと呼ばれる鉱物に着目した。
研究者たちが地球で形成されたと考えている月の石14321。矢印が示す明るい色の部分がフェルサイト(珪長岩)を示している。(Photograph by NASA/Modified by LPI)
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「ジルコンは非常に硬く、頑丈な鉱物です」と、米国の月惑星研究所のシニア研究員であり、論文の共著者でもあるデビッド・クリング氏は話す。「なので、地質学的に最も古い時代の遺物を探すには、まずジルコンから調べるのがよいのです」

 研究チームがジルコンと周囲の石英を調べたところ、この石は、形成された当時の月としてはかなりおかしな状況でできたことがわかった。たとえばこのジルコンは、月よりもずっと冷たく、酸素に富んだマグマの中で形成されたはずなのだ。(参考記事:「40億年前の地球は生命誕生の「温床」だった、ジルコンから探る生命の起源」)

 さらに、14321を形成したと地質学者たちが考える衝突の深さは、せいぜい地下70キロメートルほどであるのに対し、今回の石の砕屑岩の部分は、月ならば160キロメートル以上の地下でないと存在しないような圧力下で形成されたらしい。そんなに深くでできたものが、どうやって地表まで出てきたと言うのか?

 研究者たちは間もなく、この不思議な性質も、地球で形成されたと考えれば筋が通るということに気がついた。地球の地下20キロメートルほどにあるマグマであれば、温度、圧力、酸素含有量ともに、謎の砕屑岩を形成したと考えられるものとそっくり同じなのだ。

 ベルッチ氏が地球のジルコンと月のジルコンを比較する図表を作ったところ、類似点は明らかだった。「すごい、と思いました。そこからは、どんどん研究が膨らんでいきました」
さらなるサンプルを求めて

 このサンプルの研究が進めば、ベルッチ氏の解釈はさらに信ぴょう性の高いものとなるだろう。また、月から持ち帰られた他の石の中にも、大昔の地球の小片が含まれている可能性がある。「サンプルはもっと見つかるでしょうし、きっと、他の研究者たちも刺激されて、探そうとするでしょう」とクリング氏は言う。

 新しいサンプルもありがたい。そして、それは近いうちに手に入るかもしれない。たとえば、今後打ち上げが予定されている中国の無人探査機、嫦娥5号が、月からサンプルを持ち帰ることになっている。















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by tukasa-gumi | 2019-01-26 18:11 | 図書 | Comments(0)
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