再視聴いたしました。
映画「アイズ ワイド シャット」同様に
大人になって理解できる映画 なのでした。
「ツイン・ピークス」でここまで描いちゃったので、
オッケーだろうと思ったキューブリックさんが可哀相です。
ローラの親友ドナは
ビル(トム・クルーズ)同様に『世界』を垣間見、
ビルを助けたヴィクターの愛人マンディがローラ
という感じかな?!
より深く『世界』伝えているのは、
リンチさんなんだけどネっ。
皆が指摘しないような、
オブラートに包んで見せている場面を、いつくか貼ります。
(他にもサイン、有りすぎですリンチさん)
最後はゲーテの「ファウスト」でした。
Twin Peaks: Fire Walk with Me (1992) Trailer
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ネタバレですが、この映
画最初のファーストシーン(赤いドレスの女性)で
全てを物語っております ネっ。
未だ判別つかないのは「緑の指輪」に刻まれた印。
どなたかご存知でしたら、ご教授下さいませ。
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リンチ本人は、赤い部屋が何なのか自分は知らないと言っています(ドイツの映画
雑誌より)。
「ツイン・ピークス」のシリーズと映画に出てくる「赤い部屋」が何なのか、
皆知りたがっていますが、私自身正確にはよくわからないのです。このアイデ
アを思いついたのはいつかということはよく覚えているのですが、なぜかとい
うことはわかりません。論理的に見ると、私は床のパターンと同じようなもの
を「イレイザーヘッド」でかつて使いました。その他は、純粋にインスピレー
ションの問題です……赤いカーテン、様式化されたデザイン、踊る小人。表現
したいということは言えても、それが何かということは言えない。直感は論理
的ではないからです。いずれにしろ、私にとって現実とファンタジーの区別は
明確ではないのです。これが何なのか、いつかわかった時には自分でも驚くで
しょうね。
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