MIT Technology Reviewによると:
ハーバード大学の2人の気候科学者は、気象を変動させることで温暖化を緩和できるかどうか、そしてそのリスクについて調査するために小規模な大気実験を行う準備をしています。
The Independentによると:
3年前にアメリカの気候科学者(アラン・ロボック教授)に、2人のCIAエージェントから電話がかかってきました。そして気象を兵器化することは可能かどうかについて訊かれました。彼等は、他国がアメリカの気象を操作しているのかどうかについてロボック教授に尋ねました。しかし実際はCIAはアメリカが他国の気象を操作できるかどうかを知りたかったのです。
ロボック教授はCIAに対して、大気中に十分な量の物質を噴霧し太陽光を反射させることで気象操作が行われているかどうかが分かると答えました。また、CIAは、誰にも発見されない方法で気象操作ができるかどうかについても尋ねました。
ロボック教授は、成層圏粒子を用いて火山噴火による気象変動を刺激することについてのリスクと効果を調査しましたが調査段階で恐怖を感じたと述べました。
さらに、彼はこれまでCIAが様々な違法行為をしてきたことを知り、悪意のある目的で彼の研究成果が利用されたくないと思いました。しかしCIAはロボック教授らに対して地球工学の研究資金を提供する代わりにこの研究をあまりオープンにしないでほしいと要請しました。
今週、US National Academy of Sciencesにて、ロボック教授らが行ってきた地球工学の研究に関する重要なリポートが発表されます。この研究のスポンサーは米諜報機関、NASA、米国海洋大気庁、エネルギー省がスポンサーです。特にCIAはこの研究の主要スポンサーになっており、ロボック教授はCIAがこの研究成果を悪用するのではないかと懸念しています。
ロボック教授は、米政府は過去にも悪意のある目的で気象を操作したことを知っています。例えば、ベトナム戦争ではホーチミンの上空に豪雨をもたらす雲を発生させました。その結果、補給路の地面が水浸しになり車両が通行できなくなりました。さらにCIAはキューバの上空にも豪雨の雲を発生させ砂糖の収穫に大打撃を与えました。
一部の権力者らは、気象操作テクノロジーにより非常に強いエネルギーを大気中に放出することが可能だということを知っています。彼等は一般大衆にこのようなテクノロジーとプログラムが実在していることを知ってほしくないのです。