先進国での食品廃棄は大きな問題になっており、
国連環境計画によると、その廃棄量は、
サハラ以南のアフリカで生産される
食料に匹敵するそうです。
そんな中、
世界各国で「食物共有冷蔵庫」なるシステムが
地域に根ざし始めているようです。
・ドイツでは市民組織「食材を惜しむ人」が2013年から
街角に100余りの食物共有スポットを設置しました
・スペインではバスク州ガルダカオに、
2015年5月に「連帯冷蔵庫」という
公共の冷蔵庫が設置された
・フランスでは、2015年5月
大手スーパーマーケットが
食べられる食品を廃棄処分禁止の法律が可決
・イギリスでは、大手スーパーマーの「テスコ」が、
売れ残り食品を非営利団体に寄付する活動を始めた
・同じくアメリカでは賞味期限が切れた食材を
格安で販売するスーパーがオープン
(今回はこれら ↑ に、リンクを張りませんでした、悪しからず)
もちろんこれらにはちゃんとルールがあり、
チェックする人々も存在します。
少しづつですが人々が、
食べ物を大切にする(日本語では「もったいない」)
ことに気づき、実行し始めたようです。
何やかんや言っても、
その地域に戦争が始まったらおしまいですから、
何をおいても平和が一番とことですネっ。
これらのシステムが続き・拡大するように
戦争の無い世界(地域)を広げて行くことが
平和を享受している私たち責任だと思います。
街角の食物共有冷蔵庫
2015/09/22 07:05
食物の浪費はすでに世界的な問題となっている。深刻なこの問題の解決を図るため、2013年、ドイツの街角に「セルフサービス冷蔵庫」が設置された。その後、スペインのバスク地方にある人口約3万人のガルダカオ市にも「仲良し冷蔵庫」が置かれた。この「セルフサービス冷蔵庫」「仲良し冷蔵後」とは一体なんだろうか。
イギリスのウェブサイト「大都市」(This Big City)の報道によると、ドイツの市民組織「食材を惜しむ人」は2013年から街角に100余りの食物共有スポットを設置した。その半分が「セルフサービス冷蔵庫」で、残りの半分には食物を置く棚のみが設置された。食物共有スポットの運営方法は単純明快だ。「自分で食べても安全と思われる」余剰の食品があれば自由にそこへ置き、その食品を必要としている人がいれば自由に持ち帰ることができるのである。この試みによって、ドイツでは2013年だけで約1000トンの食物の浪費を防ぐことができたという。
その後スペインで、「仲良し冷蔵庫」が設置された。米国国家公共ラジオ放送局(NPR)の報道によると、運動の発起人サイズさんはかつて、ガルダカオ市の貧しい人の食事問題を解決するための食物銀行へ勤めていたという。サイズさんがドイツの例を挙げて「仲良し冷蔵庫」を発案したところ、彼の案を支持した地元自治体は冷蔵庫の設置費用や電気代、及び後続の補修費用として5000ユーロを拠出。今年5月、「仲良し冷蔵庫」は正式に運営を始めた。
この制度は住民から歓迎され、間もなくして二つ目の「仲良し冷蔵庫」がスペインのムルシア市で運営を始めることになった。
http://www.epochtimes.jp/2015/09/24495.html
スペイン北東部・バスク州のガルダカオに、2015年5月に「連帯冷蔵庫」という名前の公共の冷蔵庫が設置された。自宅やレストランで余った料理や、使わなかった食材を入れる冷蔵庫で、食品廃棄を減らすと同時に、必要とする人に食べ物を届けることができる。
アメリカの公共ラジオNPRによると、この冷蔵庫は、ガルダカオの貧困層の住民向けのフードバンクを運営していたアルバロ・サイス氏のアイデアで取り入れられたという。
きっかけとなったのは、ドイツの「フードシェアリング」だ。フードシェアリングは不要になった食品や残り物を個人でやりとりするインターネットシステムで、この支援システムを取りあげた記事を読んだサイス氏は、自分の町でも何か似たような支援を始めたいと考え「連帯冷蔵庫」を思いついたのだ。冷蔵庫であれば、インターネットがない人でも利用することができる。
サイス氏から相談を受けたイボン・ウリベ町長もサイス氏の活動への支援を惜しまず、冷蔵庫のほかに、電気代やメンテナンス代、衛生安全調査などの費用として、約5500ドル(約68万円)の予算を承認したとNPRは伝えている。
さらに、連帯冷蔵庫で保存されていた食品を食べて食中毒が発生した場合でも、プロジェクト関係者が責任を問われることのないよう特別の取り決めを設けた。
冷蔵庫を利用するためのいくつかのルールもある。ガーディアン紙によると、生の肉や魚、卵を入れることは許可されていない。また、自家製の食品は、すべて調理した日付を記載したラベルを貼らなければならない。さらに、ボランティアの人たちが定期的に冷蔵庫を訪れて、賞味期限が切れているものが入っていないかチェックする。
サイス氏は、6月末までに推定200~300キロの食品が、共有冷蔵庫のおかげで廃棄されずに済んだとガーディアン紙に話している。現在、この数字はもっと増えているはずだ。
食料廃棄の問題に対しては、世界中で様々な取り組みが行われている。
アメリカではカリフォルニア大学デービス校の学生3人が、2014年に自宅の前庭に地域共有の冷蔵庫を設置した。しかし食品の安全上の懸念から郡の保健当局がプロジェクトを中止させたと、サクラメント・ビー紙が報じている。
フランスでは、2015年5月に大手スーパーマーケットがまだ食べられる食品を廃棄処分することを禁じる法律が可決され、スーパーマーケットは余った食品を慈善団体に寄付するか、家畜の飼料や肥料に転用することが義務づけられた。
イギリスでは、大手スーパーマーケットチェーンの「テスコ」が、売れ残り食品を複数の非営利団体に寄付する活動を始めた。さらに、形が悪い果物や野菜を捨てずに活用する動きも世界規模で広がっている
それでも、深刻な食品廃棄問題を改善するためにはさらなる努力が必要だ。国連食糧農業機関(FAO)によると、世界で毎年廃棄される食品は13億トンで、世界で生産される食品の3分の1を占める。
廃棄された食品は、腐敗すると気候変動の原因の一つである有害な温室効果ガス、メタンガスを放出する。「連帯冷蔵庫」は地域レベルで取り組みかもしれないが、このアイデアは広がっており、7月にはスペイン南東部の都市ムルシアにも2つ目の共有冷蔵庫が設置された。また、サイス氏のもとには、世界中から問い合わせが寄せられているという。「連帯冷蔵庫」は小さな取り組みでも、気候変動問題という世界規模の問題に貢献できることを示す一例かもしれない。
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