「桜の園 ('90)」を数年ぶりに再鑑賞いたしました。
あの時の心情を今も覚えることができるか
チョッと心配だったのですが・・・
大丈夫でした。
当時、羨望の記憶があったのが
舞台の主役を演じる倉持知世子であったか、
はたまた補導された紀子であったかは
なぜか今回観ても思い出せない。
それだけ少しは「大人」になったのかも知れない、私は。
でもでも、
その代わりといっちゃぁ何だけど
全ての配役の心のひだに思いを寄せるて見ることが
一段とできたような気がします。
そんなんで、
観を終わった今でさえ
いったいこの映画のどこが私の心に響いたのかが
判りません・・・ とっても不思議。
以前はコレ ↓ だったのですが
今回はコレ ↓ です
やはりこの映画は「邦画の学園物」としては
ベスト1の位置を確保し続けております。
映画って良いなぁ と思いました。
スクリーンの中ではいつでもその「時」のままで、
それを見る私も「その時」になれるのですから。
前回同様に今回も
この映画のどこに引かれるか
私自身わかりません。
とっても不思議なのですが、
グッと来るのです全体を通して。
今思い出しました。
そういえば私、高校の時演劇部に1年間入っておりました。
(演技はせずに「本」を書いておりました。
・・・内容が教育批判的だったので文化祭での上演は
却下されました演劇部の先生に。
いや〜っ、すっかり忘れておりましたです。
*
脇役の演劇部の下級生等が人の頭の上に、
交互に手をかざして4人の人差し指で持ち上げる
シーンがチョコッとすみにあるのですが・・・
とっても懐かしいです。
私もやりました〜っ!!