遅ればせながら昨日の朝日の朝刊、
アルゼンチン大統領府の
15段全面広告を見て
ビックリいたしました。
「アルゼンチンは債務返済を継続したいが、継続させてもらえない」
という政府の悲痛なヘッドコピーです。
(繰り返します、一国の「大統領府」の広告です)
さすがに全文を新たに書き起こすのは大変なので
以下抄訳です。
・2001年にアルゼンチン共和国はデフォルトした
・その際にデフォルトを発行した
・ほぼ順調に債務は返済している
・しかし、NMLキャピタルの支払判決がある
・4870万米ドルで購入されたそれは現在8億3200万ドルである
・NMLキャピタルは6年間で1608%の儲けになる
・アルゼンチンはその判決を不服とし上告していた
・一金融機関(NMLキャピタル)の支払いで他の支払いが滞る
・金融側は「アルゼンチンは支払いをしない」と宣伝している
・これらは米グリーサ判事の判決が元凶である
・この判決で他の支払いができなくなる
・他の債務者はアルゼンチンの再編計画を受け入れている
・アルゼンチンの意思ははっきりしている
・少数の貧欲な投資家等とのバランスのとれた司法判断を期待する
次エントリーに続きます。