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2011 年度『 語座・第10回定期公演』 /  紀尾井小ホール
「語座」(小説を「読み語り」するというものです)

昨年につづいての拝聴です。




昨年同様
以下の所感、とっても辛口なので悪しからず。



演目順に

福 絵美子さん
「福絵美子「パパイヤと五家宝」(森絵都・作)

目黒 光祐さん
「橘の宿」(加納朋子・作)

横尾 まりさん
「人でなしの恋」(江戸川乱歩・作)

槇 大輔さん 
「粗忽評判記」(山本周五郎・作)
   






福 絵美子さん
昨年よりすうだん上達したのは
良〜くわかります。

本も厳選して選んだと思われます。


う”〜ン なんて言うか、
先輩にああしろ、こうしろと言われて
自身の身の丈にあった解釈で語っていないのが
とっても残念です。

(・・と伝わって来ます)



物語としてではなく、
自身の体験のように咀嚼(そしゃく)して
もっと自由に朗読したならばもっと
デコラティブな文がもっと自由の羽ばたく
ような気がいたしました。

(先輩の忠告は聞かない方が身のためです)





目黒 光祐さん

いつもより生彩を欠いていたのは和服のせいでしょうか?


新たなチャレンジなのかもしれませんが
的を得てるとは申しがたいです。


ここは最後まで 目黒流 を貫いてほしかったです。


座って語ると 余韻 が残らず
そこに鎮座してしまう『話し』もある
ということです。

今回の話は スーっと消える 
物語りなのですから・・・。

チョッピリ残念です、








横尾 まりさん

これは聞かせてくれました。

照明効果も効いてますが、
それ以上に 文を語って 下さいました。


江戸川乱歩の文を補完するような
間と抑揚、女性ならではの語りです。

(やはり 本選び はこうでなくっちゃ!)


ダイエットでもしているのでしょうか?
少しやつれたような気がいたしました。







槇 大輔さん

ある意味「語り」をここまで育て上げた、
という感があるのですが、


「語り」なのか「それ以外の表現」なのか
とってもビミョ〜な語りでした。



なにしろ 講談、落語さらに朗読という
ものがすでに確率されておりますから、日本では。




ぁっ、
幕が完全におりるまで観客は舞台を見守っております。


まりさんを見習って欲しいない と思いましたです。
(失礼っ!)



今回の10回公演で一応一区切りだそうです。
by Tukasa-gumi | 2011-11-13 11:33 | 映画/観劇 | Comments(0)
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