最近エシレバターの話題を多く聞くのですが・・・
美味しいのは 良し としまして・・
どうしてあんなに 高い のでしょう?!
パリあたりでは4ユーロ(250g)チョッとだそうで・・
(400円チョッと??)
これがなんで日本に来ると1500円〜するのが不思議です。
(輸入業者の片岡物産株式会社が搾取しているのか・・??)
・・で、チョッと調べてみたら・・・
やっぱり犯人は関税でした???
(もちろん中間マージンも 大!)
関税 が39.7%プラス 596.33円/㎏→150円位(250g)
ざっと計算して 800円位・・そこに輸送費やら利益がからんで
市場値段(ザッと2000円近くでしょうか???)
う〜っん っやっぱり高すぎます・・・。
(いくら国産品の保護という名目があっても)
この試算 まちがっていたら教えて下さい。
どうやら「農畜産業振興機構のバター輸入独占業務が
問題らしいです。
ちなみに バターの黄色・白は、品質とまったく関係がなく
製造時期によるそうな・・・
夏は、牛が牧草を食べるため、牛乳に牧草由来のカロチンが含まれて、
バターが黄色くなる。
これに対して、冬は、干し草・飼料を食べるため、カロチンが少なく、
バターは白っぽくなる。
色による味の違いは、全くない。(!!?????????!)
まあ、夏場の黄色い方が栄養価は高いかな???
(逆に冬の 飼料 チョッと気になります)
?・・しかし
卵の黄身の色や養殖のマグロの肉の色を自由にかえられる
現代ですからバターの色くらいお手のもんでしょう????
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◆ 2004年に
フランス産「エシレバター」50g、30gに、日本の食品衛生法で
バターには使用が不許可の保存料ソルビン酸が微量検出されました。
製造元のエシレ社では、食品添加物を一切加えずにバターを製造して
おりますが、ソルビン酸を含んだ包装紙からバターの表面に移ったことが
原因と判明いたしました。
・・・という事件?がありました。
そういえば その頃 エシレ 安かったような・・・???
最近(安売りが終わり)パッケージリニューアルいたしました。↓
*業界の言い訳
『バターは、冷蔵で運びますから運賃も高額ですが、
関税が、CIF(商品価格+保険料+運賃)に対して29.8%+179円/1kg、
それに農畜産業振興機構(農水省の外郭団体)へ
806円/1kg支払わなければ輸入が出来ません。
そして、2℃~6℃に保管しておかなければならないため、
種々のコストがかかります。』
だそうです。