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映画鑑賞「マリリン・モンロー 瞳の中の秘密」・ 「シスタースマイル ドミニクの歌」
 昨日は室内映画鑑賞の日でした。


(以下、ネタバレ多少あり)




最初にドキュメンタリータッチの
「マリリン・モンロー 瞳の中の秘密」を観て
何だかスッキしなかったので
(ケネディ関連はほとんどスルー状態)


続けて
「シスタースマイル ドミニクの歌」を観たら

も”ー、絶望のどん底状態。



タイトルの「スマイル」「ドミニク」に誘われて
ほんわか気分にひたろうとした私が悪うございました。



だって「ドミニクの歌」ってコレ ↓ ですョ!


      The singing Nun - Dominique






「サウンド オブ ミュージック」みたいな
映画だと思っていたのですが・・・


歌詞にカタリ派(アルビジョワ派)が出て来たのには
ビックリっ!!




欧州でのカトリックの影響を少しでも知っている人(特に女性)は
複雑な気持ちになること請け合いです。

「自由になりたい、だけど縛られたいという気持ちもある」
実際コレでしょう。


自由人キリストの




Soeur Sourire plays and sings / Dominique (1963)




ドミニク ニク ニク 
いつでも質素な身なりで
貧しさとと歌とともに旅をする
どの道でもどの場所でも
彼は神の教えだけを語る
彼は神の教えだけを語る

イギリスでは ジョン失地王のころ
我らの父ドミニクは アルビジョワ派と戦った

ある日 異端者が彼をイバラの道へと導いた
しかし 我らの父ドミニクは 喜びを通して彼を転向させた

ラクダもなく 馬車もなく みずからの足でヨーロッパを旅した
スカンジナビアもプロバンスも 清貧の中で

彼は情熱の火をともした すべての学校の女の子たちと男の子たちに
そして言葉を植え すぐれた修道士に育てた

ドミニクと彼の兄弟の家で 日々の糧が不足しはじめたとき
ふたりの天使が現れた 見事な黄金のパンをたずさえて

ドミニクは夢みた
世界中の大勢の修道士が聖母マリアの衣のもとに集うことを

ドミニク 我らのよき父よ
我らを質素で活力に満ちたまま 導きたまえ
我らの兄弟に 生命と真実を告げるために












アルビジョワ派は12世紀から13世紀はじめに
南フランスで勢力を広げたキリスト教の一派。
ローマカトリックからは異端の宗派と見なされていた。


ちなみに「アフリカ」は現在のコンゴをさすと思われます。


「第二バチカン公会議」も試験に出ます ネっ?!?


対する?聖フランチェスコの映画は
「ブラザーサン シスタームーン」
でしょうか?








【付録】カタリ派の賛歌です


     Hymn of the Cathars - Le Bouvier (432hz)
by tukasa-gumi | 2015-08-17 01:18 | 映画/観劇 | Comments(0)
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