先日、コンサートに行って参りました。
演奏曲目は
・フォーレ/組曲「ペレアスとメリザンド」作品80
・プロコフィエフ/ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26
・ベートーヴェン/交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
ジャナンドレア・ノセダ(50歳)さんです。
ピアノ(アレクサンダー・ガヴリリュクさん)
のアンコール曲は ↓ でした。
いや〜良かったです。
ノセダさんの指揮は初めてなのですが
「ペレアスとメリザンド」ではタクトを使用せずに、
両手と全身を使っての方法は観ている私たちにも
感情的な表現が伝わってきてとっても分かりやすかったです。
(彼がオペラを得意とするのが良〜く理解できました)
アレクサンダー・ガヴリリュクさんのアンコール曲、
それはそれは美しいモノでした。
そして演奏中の彼の表情は、
とっても美味しいデザートを堪能しているかのような
ウットリとした顔でした。
(ノセダさんがステージの袖で腕を組んで聞き入っておられました)
「運命」にはビックリいたしました。
余裕を与えず(演奏者&聴衆に)いきなり始まります。
息つく暇を与えずこれでもかーっ と言うぐらいに
グイグイと観衆と演奏者引っ張って行きます。
(それに応えるN饗もこれまたスバラシイっ)
なにしろ私の周りの観客がタテノリで
首を振って聴き入っているのです。
しかも流れがある演奏なので、私はとっても満足、
ベートーヴェンが現代に生きていたら
このような表現をするんじゃないかと思ったしだいです。
しかし現代のテンポになると指揮者は大変、
タクトが飛んで行くのでは と思うくらいの激しさでした。
ノセダさんの譜面はとっても小さいのですが、
チャンとページをめくっておれらました。
彼の指揮をもう一度拝聴したいと
初めて思ったコンダクターでした。
*
考えて下さい、40歳も歳が違うのです。
『コンサート視聴 #4 / 得意の分野?です』
第1799回 定期公演 Aプログラム
2015年1月11日(日) 開場 2:00pm 開演 3:00pm
NHKホール
フォーレ/組曲「ペレアスとメリザンド」作品80
曲目解説
プロコフィエフ/ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26
曲目解説
ベートーヴェン/交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
ピアノ:アレクサンダー・ガヴリリュク