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アーミテージさんの『2006年7月の発言』/ 検証中
メモというか・・・


ソースを確認中です。











【靖国参拝の考察】リチャード・アーミテージ氏
2006年07月20日 産経新聞 東京朝刊 総合・内政面

 ■対中外交 日米で防御戦略を

リチャード・アーミテージ前米国務副長官が産経新聞に語った
日中関係や靖国問題に関する見解の詳細は次のとおり。

一、靖国問題は日中間の他の諸問題の症候だと思う。
小泉首相の靖国参拝は日中関係を難しくした理由や原因ではない。
ブッシュ大統領の「日中関係は単なる神 社への参拝よりずっと複雑だ」という言明のとおりだ。中国は靖国を日本への圧力に使っているため、日本がもしこれまでに靖国で譲歩をしたとしても、
必ずまた別の難題を持ち出し、非難の口実にしただろう。
現に小泉首相は前回の参拝は平服にして、
公人ではなく私人であることを強調したが、
中国側はその譲歩を全 く認めなかった。

一、歴史上、初めて北東アジアでは日本と中国の両国がほぼ同じ
パワーを有し、同じスペースを同時に占めるようになっ た。
このため安保や領土など多くの問題が起きてきた。
そのことが日中関係を難しい状態にするようになったのだ。
それ以前の歴史では両国のいずれかが総合国力で
他方よりずっと優位にあったのだが、
最近は対等な位置で競合するようになり、
それが摩擦を引き起こしている。
靖国問題はその症候なのだ。

一、米国社会では殺人者のような犯罪人まで
キリスト教などの教えに従い埋葬される。
同様に日本でも祖先、とくに戦没者をどう追悼するかは
日本自身が決める ことだ。その対象にはA級戦犯も含まれる。
死者の価値判断は現世の人間には簡単には下せない。
中国は日本の首相に靖国参拝中止の指示や要求をすべきではな い。
米国政府も日本の首相に戦没者追悼の方法について
あれこれ求めるべきではない。見解や助言を伝え、
協議することはできるだろう。だがとくに日中関係で いえば、
民主的に選出された一国の政府の長である日本の首相が
中国のような非民主的な国からの圧力に屈し、
頭を下げるようなことは決してあってはならな い。

一、小泉首相には中国から靖国参拝を反対されている限り、
その要求に従って参拝をやめるという選択はないだろう。
中国は日本の現首相、次期首相の参拝中止が表明されない限り、
日本との首脳会談には応じないとして、
自らを袋小路に追い込んでしまった。
だが次期首相にその条件がそのまま 適用されるかどうか。
安倍晋三氏はもし首相になっても靖国に
参拝するかどうかはわからないままにしている。
米国は日中関係に対しては決して中立者ではな い。
日本は同盟国であり、中国はそうではないからだ。
だから米国は靖国の論議の段階では中立を保つかもしれないが、
日本が本当に小突き回されれば、日本を支援する。

一、日本の首相の靖国参拝には問題がなくても、靖国境内にある
遊就館の一部展示の説明文は米国人や中国人の感情を傷つける。
太平洋戦争の起源などについて
日本の一般の歴史認識にも反する記述がある。
日本が自国の戦争を記録するための軍事博物館を持つことは大切だが、そこにある記述が
あまりに不適切なことは日本側でも再考されるべきだ。

一、日中関係の改善について日本側では
よくそのために日本が何をすべきかと いう問いかけが出るが、
まず中国が何をすべきかということをもっと考えるべきだ。
ダンスを踊るには2人の人間が必要なのだ。
中国自身が長期の利害関係を考えて、
日本を含む隣人諸国ともっと仲よくしようと決めれば、
靖国を含め、いろいろな手段がとれる。
中国は日本への姿勢を今年3月ごろからいくらか柔軟にし、
対決を避けるという方向へ動き始めたかにもみえる。
日中外相会談の開催もその一つの兆しだ。

一、中国は民主化の方向へ動く気配もあ るが、
なお基本的に一党独裁は変わらず、
国内の矛盾や格差も激しくなる一方だ。
秘密に包まれたままの軍事体制での軍拡もなお続いている。
このまま軍事力を 中心とする国力を強めた末、
覇権を求める野心的なパワーとなるのか、それとも
既存の国際秩序の保持に加わるステークホルダー(利害保有者)
となるのか、自 分たちもまだわからないのではないか。
日米両国は同盟パートナーとして、
そのどちらのケースにも備えるヘッジ(防御)戦略を
協力して構築する必要がある。
(ワシントン 古森義久)
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by Tukasa-gumi | 2013-12-28 01:39 | 図書 | Comments(0)
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