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『小出裕章氏 「たね蒔きジャーナル」 へのメッセージ』/ 動画
あの311依頼、大変お世話になった
「たね蒔きジャーナル」
に出演して下さっていた、
京大原子炉実験所助教の小出裕章さんからのメッセージです。








 小出裕章(京大原子炉実験所助教) 「たね蒔きジャーナル」存続呼びかけ




削除されると何ですので書きおこしを貼ります。




           ーーーーーーー



「はい。皆さんこんにちは。京都大学の小出裕章、です。
え…私は去年3月11日に福島原子力発電所の事故が起きて以降、
たね蒔きジャーナル、にずっとお世話になって来ました。

はじめに出していただいたのは、3月13日、だったと、思います。
政府、東京電力、いわゆる御用学者と呼ばれてるような人たちが・・・、
私から見ると途方も無いウソを…ついて。それが多くのマスコミで、
流されていると、いう中で、たね蒔きジャーナルが私を…
発言をさせて下さった。

私の知りうる知識をとにかくみなさんに伝えたいと、
思いながら当初、
ほとんど毎日のように私の発言を取り上げてもらい、ました。

え…そのままずっと、事故がし…現在にいたるまで進行中で、
え…原子力を推進する人たちの情報ばかりが、
流れる日本のマスコミという中で、
たね蒔きジャーナルという1つのラジオ番組は、
大変貴重な役割を担ってきて下さったと私は思いますし、
ありがたいことだと、思い続けて、きました。

ただ、事故自身は、劇的に進行するという、時期が、
すでに過ぎて、きましたので。
いわゆる公共の電波を私だけがずっと独占するということは、
私は気が引けましたので。少しずつ私の出番も減らして下さい、
ということで現在は2回に、週2回になりましたし。

出来れば、事故が、これから劇的にひどくならないのであれば、
週1回にしていただいてもいいと、私は思いながら、きたし。
たね蒔きジャーナルの人たちにもそう伝えて、きました。

たね蒔きジャーナルというのは、もちろん原子力発電の問題だけ、
に、関わってきたわけではなくて。
ほんとうに重要な問題、を、ニュースの種を見逃さないと、
いうことで、続いてきた番組でした。

え…水野さんというアナウンサーの大変優れた個性も
あったと思いますし、それを支えてきた、
周辺のスタッフの皆さんたち、の大変な努力の賜物でできてきた、
番組だと、思います。その番組がなんとか、
これからも続いて欲しいと私は願いますし。

万一福島第1原子力発電所の事故が、
これからまた劇的に悪くなるというようなことが、
起きるので、あれば、もちろん私はそれを願いはしませんけれども、
起きた時には私の発信をまた拾って欲しいと、思います。

え…そしていただけるのであれば、
え…これまで私はたね蒔きジャーナルから出演料というようなものを
頂いて来ましたけれども。え・・・それを全て返上して、
これからやらしていただく、ということも、十分ありうると思うし。
それでも・・・それで良ければ、存続してほしいなと、願って…います。

え・・・水野さん・・・たね蒔きジャーナル、のスタッフの皆さん、
え・・・なんとか、これからもいい番組を流して、ください。
終わりです」

         ーーーーーーーーーーーー








「たね蒔きジャーナル」とは、こんな番組です。

   20120801 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章




以下、書きおこし。


         ーーーーーーーーーーーー

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんです。
   小出さんこんばんは」

小出「こんばんは」

水野「よろしくお願いします」

小出「よろしくお願いします」

水野「そして東京には近藤さんです」

近藤「こんばんはー」

小出「はい」

近藤「よろしく〜。どうも〜」

小出「はい。近藤さん、よろしくお願いします」

近藤「どうも〜」

水野「今日はまず、原発の寿命に関係してくる話で。
   九州電力の玄海原発について伺 いたいと思います」

小出「はい」

水野「玄海の1号機というのは36年以上経っているんですよねえ」

小出「はい」

水野「で、これは、小出先生がもっとも危険性の高い原発の1つだと、
   いうふうに指摘してこられた原発なんですが。」

小出「はい」

水野「今回ですね。保安院が、いや、この玄海1号機、まだまだいけると、
  20年はまだいけるという意味のことを言っている、ので、
  その、お・・・意味を教えていただきたいと、思います」

小出「はい」

水野「まず、小出先生がどうして玄海原発1号機は危険性が高いと
   おっしゃっていたのか、もう1回教えていただけませんか」

小出「はい。え…何回か『たね蒔きジャーナル』でも
   聞いていただいたと思いますが。」

水野「はい」

小出「原子炉、というものの一番重要な部分に、原子炉圧力容器という、
   鋼鉄製の圧力釜があります。」

水野「はい」

小出「え…それだけは、交換もできない、
   とにかくまあ最後まで行くしか無いというそういうものなのですが」

水野「はい」

小出「その圧力容器というのは鋼鉄でできています」

水野「はい」

小出「そして、
   鋼鉄というのはみなさんわかっていただけると思いますけれども、
   鉄ですから、叩いたところで簡単に割れませんし」

水野「ええ」

小出「まあ、叩いて伸ばそうと思えば伸びることもあるし、
   曲げようと思えば曲げることもできる、そういうものです」

水野「はい」

小出「それを私たちは延性、と呼んでいます。延びる性質と」

水野「延びる性質」

小出「はい」

水野「延性」

小出「え・・・ところが、この世にあるものは、全てが延性ではなくて、
   例えばガラスというようなものは、叩けば割れてしまう」

水野「はい」

小出「わけです。え…それは「脆性(ぜいせい)」と。
   脆(もろ)い性質のものと」

水野「脆い性質と書いて」

小出「はい」

水野「脆性」

小出「はい。物理学的にはそうやって呼んできた」

水野「うん」

小出「のです」

水野「はい」

小出「で…でも・・・
   ガラスは…今の私達が生きてる通常の温度の世界で脆くて、
   鋼鉄は、脆くなくて延びると思っているわけですが」

水野「ええ」

小出「鋼鉄もどんどん冷やしていってしまいますと」

水野「うん」

小出「あるところから脆くなってしまう」

水野「ガラスのような性質に、あるところからなってしまうんですね」

小出「はい。そうです。
   それで、え・・・その、
   鋼鉄というものは、原子炉を運転、させ始めると、
   中性子という放射線に被曝をし続けるわけですが」

水野「はい」

小出「被曝をし続けると、え・・・延性と脆性の境目の温度というのが」

水野「はい」

小出「どんどん高くなってくる、のです」

水野「うーん! はい」

小出「はい。ですから今現在は、うん、本当の冷たい温度でないと、
   金属というのは延びる性質を持っているわけですけれども」

水野「ええ」

小出「原子炉を運転し続けると、どんどん脆くなってしまう温度が
   高くなってきてしまうという性質が、あります」

水野「はあ・・・はい」

小出「もちろんそれは、原子力を推進する人たちも知っていたわけで。
   いったい何度になったら、鉄が脆くなってしまうかということを」

水野「ええ」

小出「調べてきた」

水野「はい」

小出「のです」

水野「はい」

小出「で…実はこれまで、科学的な知識はなかった」

水野「ほぉ…ほぉ」

小出「のです。はい。で、脆くなってしまうことはわかっていたけれども、
   いったい何年で脆くなってしまうだろうかということで、
   とりあえず30年、40年ぐらいが原子力発電所の寿命だと思ってきた」

水野「はぁ・・・はい」

小出「のです。
   え・・・でもそれを科学的に確かめなければいけないということで」

水野「ふぅーむ」

小出「試験片というものを、圧力容器の内側に貼り付けて」

水野「はい」

小出「いったいその試験片が何度になったら
   ガラスになってしまうかということを調べてきた、」

水野「つまり圧力容器と」

小出「はい」

水野「同じ材料の」

小出「はい」

水野「鋼鉄を試験をするためのかけらとして、」

小出「そうです」

水野「中に入れて、取り出して見られるようにしてるわけですね」

小出「そうです」

水野「はい」

小出「それをある、まあ年ごとに取り出して、」

水野「うん」

小出「調べてきたのですが」

水野「はい」

小出「彼らが思っていた以上に急激に、
   脆くなる温度が高くなってきている」

水野「はい」

小出「ということが玄海1号炉でわかった」

水野「うん」

小出「のです。
   え・・・そして今や98度、という温度、それより以下になると」

水野「うん」

小出「圧力容器がガラスだということがわら、わかってしまいました」

水野「はーい」

小出「はい。
  え・・・そ・・・ようするに98度以下ということは普通の温度、
  ですけれども」

水野「そうですねえ」

小出「はい。そういう温度では、もう、玄海1号機の、
   圧力容器はいわゆる皆さんの思っている鋼鉄ではなくて、
   ガラスなのです」

水野「はあ・・・。」

小出「はい。そういう状態を許容出来るかどうかということが、
   問題になってきていて。」

水野「うん」

小出「え…まあ九州電力も今回の保安院もそうですが。
   運転中は、原子炉の中の温度は200何十度にもなっているから、」

水野「うーん」

小出「そういう温度では、金属は延性を持っている。」

水野「うん。」

小出「だから大丈夫だと」

水野「延びる性質を持ってるから大丈夫だ壊れないと」

小出「そうです。そう言っている」

水野「はい」

小出「のです。
   え・・・ただし、うーん…皆さんにこのことを
   きっちりとわかっていただきたいのですが」

水野「はい」

小出「絶対的に安全、というものはないのです」

水野「はい」

小出「どんなものでも。」

水野「うん」

小出「どこまで安全なのかということを我慢できるかという、
   ことだけが、判断の基準にならなければいけないと私は思います。
   でそれは昔から、え・・・原子力をやっている人間ではずうっと
   問題になっていまして。『How safe is safe enough ?』と、
   いうそういう英語の言葉で、言われてきたのですが。
   どこまで安全なら安全といえるかと。」

水野「はあ…」

小出「いうことなのですが。
   それが、今まで、ここまでならいいだろうと思っていたものが」

水野「うん」

小出「どんどんどんどん危険になってきていて」

水野「ええ」

小出「そこまで我慢をしなければいけない、
   それでもやるべきなのかどうなのか、というその判断を問われている」

水野「あの、だって、もしも、
   この玄海1号機で、大きなトラブルがあったらですね」

小出「はい」

水野「冷却水で冷やさなきゃいけませんでしょう?」

小出「はい」

水野「なら、98度なんてあったらあきませんやんか」

小出「そうです」

水野「どんどんどんどんもっと冷やして行かないといけない。
   と言うことは、ガラスのような容器の、
   圧力容器の中に核燃料が溜まっていることになるわけで」

小出「そうです」

水野「それがパリンと、割れてしまったらどうなるかという」

小出「そうです」

水野「そこの危険ですよね」

小出「そうです。
   そうなればもう手の施しようがないということはわかっている、
   のです」

水野「はい」

小出「でもそういう状態になる可能性が、どれだけあるかということで、
  安全か安全でないかというような判断をしてしまっているわけです」

水野「あの、今まででしたら、」

小出「はい」

水野「え…今までの計算式、」

小出「はい」

水野「で、計算したら、運転、してからの年数が
   もう85年に相当するという結果になっていたんだそうですね」

小出「そうです。はい」

水野「36年経っているんですが」

小出「はい」

水野「いや、あの、実は85年経ったのと同じ状況になっていると」

小出「はい」

水野「という結果が出たん、で」

小出「はい」

水野「これはエライコッチャと、いう思っておりましたら、
   今回保安院は、昨年の11月からずうっとまたこれを検証して来まして。」

小出「はい」

水野「で、今回出した検証結果というのがですね、
   いやいや、まだまだ大丈夫と」

小出「(苦笑)はははい」

水野「充分に、健全であるという言葉、なんですね」

小出「はい」

水野「それも2033年までは十分健全だと、いう結果、なんだそうです」

小出「はい」

水野「ということはあと21年・・・・・・大丈夫、
  大丈夫といったらおかしいな、十分健全で。
  そして、え・・・まあ、スタートから考えますと
  58年は健全だと言っているに等しくなるわけですが」

小出「はい」

水野「これは小出さんどう、お考えになりますか」

小出「はい。要するに、これまで原子力を進めてきた、
  原子力保安院は、それぐらいの危険は我慢できると言っている、
   のです」

水野「あ、そういう意味なんですか」

小出「はい。でも、私たち…私は、これまで原子力発電所は
   安全だと言い続けてきた原子力保安院こそが、
   福島原子力発電所の事故を引き起こした張本人だし」

水野「ええ」

小出「彼らは、
   本当は刑務所にいなければいけない人たちだと私は思って来ました。」

水野「はあ・・・・・・」

小出「その、彼らが未だに、原子力の安全を審査するという場所にいて、
   彼らから見ると、まだまだこのくらいは我慢できると言っている、
   のです。
   私は彼らの主張を、認めたいとは思いませんし。
   え…もっときちっと事実に向き合うべきだと思います」

水野「はい。近藤さ~ん?」

近藤「はい…」

水野「これ、政府は原発を原則40年で廃炉にするって方針決めてますけど」

近藤「ええ・・・」

水野「例外的には60年までオッケーみたいな、のもついてますよね」

近藤「・・・あの〜、保安院が……先生ね」

小出「はい」

近藤「まあ、さっきおっしゃったように
   矢面に立たされてる福島原発の事故がありながらね」

小出「はい」

近藤「その、いまのその、なんて言うんでしょう。
   そういうことを踏まえてないような反応をする、っていうのは、
   私はどういうふうに理解したらいいのかなと思うのですよね」

小出「(笑い)はい。私も、理解できませんし。
   毎日新聞も含めて、きちっとそれを取り上げて判断して、
   報道して欲しいと願います」

近藤「これメンバーは先生、まるで変わってないんですか」

小出「保安院は全く変わっていません」

近藤「それも異常ですよね」

小出「はい。そうです。」

近藤「はあーーーーん・・・・・・」

水野「うーん。
  そして9月上旬にも原子力規制委員会というところが、できますけど」

小出「はい」

水野「そこにこの結果、報告書は引き継がれるんだそうです」

小出「はい」

水野「で、専門家の間でも、今回この保安院の中で
   やってらっしゃる専門家会合でも、異を唱えていらっしゃる先生、
   いらっしゃるんですよね」

小出「そうです。」

水野「データが充分ではない。」

小出「はい(苦笑)」

水野「原子炉の状態が把握できない」

小出「はい」

水野「健全性には疑問があると」

小出「はい」

水野「おっしゃっている方も居らっしゃるんですが! もう、
   保安院は専門家会合での確認を終えて、
   8月中には報告書をまとめるという、
   段取りが決まっているんだそうです」

小出「そうです」

水野「そうした、あの、異を唱える方の声って、
   今もまだ、保安院を動かすことは出来ないんですか?」

小出「え・・・もちろん昔からずうっと、異を唱える人たちはいました。
  もちろん私もそうですし、私だけではなくて、保安院がやってきたこと、
  原子力委員会、原子力安全委員会がやってきたことに
  異を唱える人はいたのです。
  しかしそんなものは国家、が原子力をすすめると決めて、
  え・・・行政、マスコミもそうですけれども(苦笑)、
   全てが一体となった、社会の中では、
   ほとんど力を持たないままここまで来たわけですし。
   今現在もそういう状況が続いている、ということです。」

水野「はい。ありがとうございました」

小出「はい!」

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんに伺いました」

         ーーーーーーーーーーーー












ついでに

   MBSラジオ たね蒔きジャーナル存続危機! みんなで継続をお願いしよう!
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by Tukasa-gumi | 2012-08-15 15:37 | 図書 | Comments(0)
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