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『第84回サマーステップコンサート』/ オーチャードホール
昨夜は24倍の抽選確率をくぐり抜け
Bunkamura オーチャードホールにて
『第84回サマーステップコンサート』/無料コンサート

を拝聴させていただきました。



演目はおしゃべりありで、とっても多種多彩

・ヘンデル/「水上の音楽」から「ア・ラ・ホーンパイプ」
・古関裕而/ オリンピックマーチ
・エルガー/ 行進曲「威風堂々」第1番
・メンデルスゾーン/ ヴァイオリン協奏曲
・アンダーソン/ シンコペーテッド・クロック
・宮川彬良/(ディズニーの) シンフォニックパレード
・成田為三(千住明編曲)/ 浜辺の歌(千住真理子「日本の歌」より)
・岡野貞一(朝川朋之編曲)/ 故郷
・チャイコフスキー/交響曲第5番 第4楽章
 

なのでした。

ぁっ「愛の挨拶 」もありました。



なかでもメンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲、
あたくし初めて千住さんを演奏を見たのですが
私の知っている他のそれとはまったく違ったものでした。


その力強く、腰の入った演奏にはビックリ驚嘆
涙が出るくらい感動を覚えました。



(「デュランティ」なんか大きく見えたのですが・・・
 だとしたら ですが)






バイオリニストの私としては、
ついつい見入ってしまう奏で方で

「まだ弾いている まだ弾いている まだ弾いている・・・」
というその音色とは裏腹のとっても力のこもった演奏でした。

(ぅ〜ん 分かっていただけないでしょうけど・・・・)









・・・しかし、
どうして日本のコンサートホールって
あんなに無味無臭なのでしょう。

(小学校の男の子が「給食のにおいがする!」
 って言ってましたけど・・・

 そんな軽食のコーナーがありました)



色は明るいグレーで統一、
カーペットの色までグレーです。

(唯一 席がワインレッド)



多目的に使用できるのでしょうけど、
ホールに来た っていう感じを受けないのですョ。


重厚感とか伝統(これは無理かァ)とかを
全く持って感じさせない無機質で無難なつくりで
「ホールの思い出」なんぞはみじんも残しません。

(その点はサントリーホールはまだ正統です)


せっかく渋谷のけん騒から離れた位置にあるのに
もったいないです。

それにコンサートが21時に終わって、
レストランが22時閉店ではねェ・・・・

これでは 余韻を引きずって大人の時間を楽しむ
などという芸当はできませんネ。


何かぐだぐだ書いていたら
どんどんクレームが思いついてしまいましたので
ここで止めますが最後に・・・

総客席数2,150席にたいしてトイレの数が圧倒的に足りません、
これは致命的ですっ!






以上 後味の悪い書き方で失礼いたしました、
お許しアレっ!






「すべての運命は神が司ることでありながら、
 最後の最後は、人間自身の責任によって結論が出る」

 千住3兄弟の母親である千住文子さんの言葉です。
by Tukasa-gumi | 2012-07-11 09:02 | 映画/観劇 | Comments(0)
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