『同農家の別の牛の肉からもセシウム』
8月21日 4時3分
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福島県の農家が出荷した牛の肉から
国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出され、
福島県産の肉牛の出荷停止の解除が見送られた問題で、
この農家が出荷していた別の5頭の牛の肉からも
暫定基準値を超える放射性セシウムが検出され、
福島県は詳しい経緯を調べています。
この問題は、福島県浪江町の農家からことし4月に
出荷されて食品メーカーに保管されていた4頭分の牛の肉から、
最大で国の暫定基準値のおよそ2倍の放射性セシウムが検出され、
福島県産の肉牛の出荷停止の解除が見送られたものです。
福島県によりますと、
この農家が出荷して同じ食品メーカーに保管されていた
別の5頭分の牛の肉からも、国の暫定基準値を上回る
放射性セシウムが検出されたということです。
この農家からは、
原発事故が起きてから4月までの間に200頭余りの肉牛が
横浜市の処理施設に出荷されました、
これまでの調査に対して、
放射性セシウムを含んでいる可能性がある稲わらは餌として与えず、
輸入した干し草を食べさせたと説明しているということです。
農家は別の農場に保管していた干し草を浪江町の農場まで運んで
牛に与えていたということで、
福島県は、別の農場に残っていた干し草を検査するなどして、
牛肉から放射性セシウムが検出された詳しい経緯を調べています。
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