今回はロンドンのミュージカルのお話。
歌とダンス中心のブロードウェイミュージカルに比べ、
メロディとドラマティックなストーリー内容中心のウェストエンド。
私が日本から予約したのは
「オペラ座の怪人」 ハー・マジェスティーズ・シアター
「レ・ミゼラブル」 パレス・シアター
「オペラ座の怪人」は映画も観たし
「レミゼラブル」は本もTVでも鑑賞済み。
しかも前から6〜7番目の席で気になるお値段は
59ポンド前後の席・・・
安くはないですが価格以上の価値はありました。
どちらの劇場もこじんまりしており
本当にこんな観客動員とステージで上演できるのぉ?
とカーテンが開くまでギモンでした。
・・・がカーテンが開いた瞬間からもう
(とくに「オペラ座の怪人」は!!)
ステージに魅了されっぱなしっ!
もう演出が想像以上でスンバラし過ぎますっ!!!
(マジこれだったらもう2〜3回観たいデスっ!)
もちろん英語の台詞なので何を言っているかは
チョコッとしか分からないのだけど
そんなことを忘れさせてくれる2時間で
最後にはウルウルきます・・・。
しかもどこかの国のミュージカルとちがって
カーテンコールもたったの2回。
次のカーテンが上がったらスタンディングオベーション と
思っていたのに・・・この潔さ。
さすが本場、自信があるのですネっ。
「レミゼラブル」は初演が古いこともあり
演出はクラッシック。
筋立ても長いし、ポピュラーな曲もなく
内容的にはちょっと困ったミュージカルなのですが
そこは歌の上手さで観客を魅了してくれます。
(フランス革命後のお話です。
チョコッと『会員』のサインも出てきます。)
客席の構造はどちらの劇場も同じ、
不思議なことに客席はステージに向かって右から順に
1、2、3・・・ とナンバーがふられていました。
(役者さんが どの席に誰が来ている か判りやすいのでしょう)
また古い劇場に多くみられるように
入席・退席するには一方の方向しかなく
着席している人が席を立ってゆずらないと
自分の席の出入りはできません。
(ロイヤルアルバートホールもそうでした)
劇場内は地下に伸びているかんじで
私の席(F)に座るには入場して階段を下りて
行きます。
観客はやはりアメリカ人が多かったです。
(ビールやお菓子を食べながら
舞台を見ているのですぐに分かります
それに「ブラックベリー」持っていますし・・)
クラシックやバレエもいいけど
ミュージカルがこんなに良いとは思いませんでした。
これもロンドンの劇場だからこそ
と思ったしだいです。
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以前にも書きましたが
「オペラ座の怪人」に出てくる お猿の人形 ・・・・
この意味って何なのでしょう????
自笑 ってことなのかしらん???
他の映画なんかにもよく出てくるのですョ
この シンバルを叩くお猿サンの人形。
どなたかご教授くださいませ。
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役者さん等の額のマイクが少し・・気になりました。
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劇場を出てのたたずまいが東京と違うのが
良いですねェ〜 余韻がちがいますもの。
くれぐれも帰りに中華街に寄ってはいけませんョ ?!?
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しかし 何ですネ〜っ
やっぱりセックス描写入れないと
ダメなのかしらん こんな純度の高いミュージカルでも・・・
つづく