いや〜昨夜の東京地方
寒かったですねーっ。
(なにしろ雪が降りましたから)
そんな寒い夜には冷たい冷や奴より
温かい湯豆腐・・・ということで
重曹を入れた、ふわトロの湯豆腐をいただきました。
(これが美味いんだァ〜っ)
とうふが溶け出し汁が白濁しております
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*【解説】
豆腐はアルカリ性になればなるほど
溶け易くなるだとか・・・
これを利用して。
重曹(炭酸水素ナトリウム/弱アルカリ)に熱をかけ
炭酸ナトリウム(強アルカリ)に変化させ
豆腐のタンパク質の結合を崩す(プルプルにする)
するそうです。
また調理中、泡がでますがこれは重曹が
炭酸ナトリウムに変化している証だそうです。
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ポン酢で食べますと豆腐の外側が酸味で
キュっとしまり中はトロトロふわふわ。
(酢でエグ味消し効果も・・・)
野菜もしゃぶしゃぶ状態にして
これまた胃の中へ。
やっぱりヘルシーな食事は
身体が楽(らく) と云ってくれます。
?!?・・・で考えたのですが、
これ乾麺を茹でる時にもこの技は通用するのでは??
ということ。
(解凍エビだけじゃないです、重曹の利用法は)
ということで、さっそく試してみましたぁ。
(なんで調理にはこんなに 熱心 なのでしょう、私)
重曹(約3〜5グラム)を入れて沸騰させた鍋に
(中華鍋やフライパンをお勧めいたします。
これで重曹特有の吹きこぼれが軽減できます)
愛用の乾麺うどんを投入。
(しばし時計とにらめっこ)
気のせいか?いつもより早くゆで上がる気がしました。
(やっぱり重曹のせい ????!!!)
茹ですぎて
うどんの角立ちが無くなるといけないので
アルデンテの状態で汁をはった(今回は常温)鍋に移し替えて
食にてきした温度になるまで加熱。
いただいてみましたぁ〜。
奥さんっ!
コレ大正解っ!!
水洗いをせずに
こんなにコシがある乾麺うどんは
初めてですっ。
汁の塩気がpHを整えてキュっとしめてくれるのでしょう。
う”〜ん これだったら、
アルカリ性のラーメンでもこれいけそうな気がいたします。
(強アルカリになるとまたグルテンの結合力が強まりますから)
おぉ すばらしきかな重曹。
あなたはお掃除が得意なだけじゃぁ無かったのですネっ。
かくして、
『きょうの創作料理』が進化して行くのでありました とさ。
*
きょうの創作料理 / 重曹パスタらーめん