先日仕事の関係で
『いのちをいただく』
という本を読みました。
タイトルからもわかるように
ストーリーは、
小学校の授業参観をきっかけに、
息子が父親の仕事としている食肉加工センターの仕事、
牛の「みいちゃん」を同センターに運び込んだ
女の子の家族などの話しなどが展開して行きます。
実際の体験談を基にした絵本で、
「いただきますということ」という
意味を考えさせる内容です。
ストーリーにありますが
殺される牛が涙を流す・・という
動画は観たことがあったのですが
読み終えて、
ユダヤ教の「コーシェル」やイスラム教「ハラーム」も
もしかしたらこんな意味も含まれているのかも・・?
と思ったりしたしだいです。
巻末に漁業や保育に携わる人たちの取材ルポがあるのですが
あたくし知りませんでした、
近年はモジャコ(ブリの稚魚)が
20グラムから30グラムになったところで、
一匹 一匹に予防接種を行うそうです。
この予防接種をすることで・・・抗生物質の使用量も大幅に削減できる。
(p68)
と記されております。
そこで調べると
ヨーロッパや北米などの養殖生産地ではずっと以前から
ワクチン化が進んでおり、欧米の人達に云わせると
「日本の養殖は遅れている」そうです。
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『人はなぜ食せざるを得ないの? / 最近の半額大王』
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『プラトンさんの『国家』とベジタリアンと地球温暖化』
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『ベジタリアン、ヴィーガンはアヒンサー??』
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『殺生における個体差との関連は? / ”アヒンサー”』