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『動物はすべてを知っている』 J.アレン・ブーン著 /   アリとわたしの紳士協定
えらりん さんのコメントに答えるべく
抜粋いたいました。





「動物はすべてを知っている」 Kinship with All Life

SB文庫
著者 J.アレン・ブーン
訳者 上野圭一
発行 (株)ソフトバンククリエイティブ株式会社

2005年6月18日初版発行
(※本書は1998年4月 講談社より刊行された
『ヒトはイヌとハエにきけ』を改題し、文庫化したものです。) 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
P183〜

アリとわたしの紳士協定
 南カリフォルニアの寓居にひきこもってから
かなりの年月がたつが、アリの大群に占拠された
という経験は、それがはじめてだった。
 暑かった1日も暮れ、わたしは夕食の材料を
そろえるために中庭からベランダにあがった。
旧式のアイスボックスのふたが開いていた。
うっかり閉め忘れていたらしい。なかには氷もなかった。
氷の配達を依頼する礼を玄関にだすのも忘れていた。
氷の代わりに、それまで見たこともないほど大量のアリが
黒々と食品に群がっていた。みるとベランダはいうにおよばず、
キッチンにまで、床も壁も天井も、
アリの大群でびっしりと埋まっていた。
新しい餌をもとめて、さらなる大群が裏口のドアの
隙間から室内に押しよせていた。

 せっかくの夕食は台無しになり、
ついでにこころの平安も台無しになった。
すべての生き物に敬意と思いやりをもって接する
という日ごろの哲学が一挙にくずれ去った。
わたしは怒り心頭に発し、アリを一掃してやろうと考えた。
隣家に走り、殺蟻剤を借りてきた。それを左手に、
右手にはほうきをもって、大量殺戮にとりかかろうとした。
にっくき盗賊たちにわが家の戦利品はもち帰れないことを
教えてやるつもりだった。

 いざ殺蟻剤とほうきの攻撃をしかけようとした瞬間、
「ニューイングランドの良心」というやつがふと頭をもたげた
(ニューイングランドは著者の母親の出身地でもある)。
「良心」は、異種間コミュニケーションにおける
バランスの精神を養っているはずのわたしが
アリを殺そうとしている理由を知りたがっていた。
わたしは「理由」を探しはじめた。
カッとしているときには、それにまさる方法はなかった。
「理由」がひとつひとつ消去され、わたしは殺戮をあきらめて、
ストロングハートをはじめとする動物たちが教えてくれた方法で、
アリがたくない客と協議することにきめた。


 だが、それほどの大群を相手に、
いったいどうやって協議すればいいのか?

 状況をよく観察するために床にすわりこみ、
わたしはリーダーらしきアリ、もしくは意思決定を
しているアリの委員会のような小集団を探しはじめた。
それがみつかれば、そこにむかって想念を送るつもりだった。
しかし大型の虫めがねでこまかく観察しても、
他のアリよりもえらそうな一匹、
または集団はみつかりそうになかった。指示も指揮もなく、
すべてのアリが自分の役目を懸命に果たしているようにみえた。

 ある程度の経験をつみ、正しいやりかたをすれば、
単独の動物とのあいだに双方向のみえない架け橋を
つくることはさほどむずかしくはない。
だが、家中をおおっている無数のアリとのあいだに
双方向システムを築くのは、まったく別の話だった。
わたしは一種の放送局にでもなったつもりで、
同時にすべてのアリに向かって話しかけるしかないと
決心した。そして、こう切りだした。
「きいてくれ、アリ諸君!」わたしは声にだしていった。
「われわれはどうやら倒錯した世界にいるらしい。
これはわたしの家なのか、それともきみたちの家なのか、
いまのところはどうもはっきりしていないようだ。でもね、
ひとつだけはっきりしていることがある。きみたちのおかげで、
わたしのおいしい夕食がふいになった。
今夜の食事の材料を手に入れるために、
これでもかなりの労力と費用をかけてきたつもりだ。
しかも、たったひとりでだ。きみたちとおなじように、
わたしも生きるためには食べなければならない。
ところがだ、きみたちは『いただきます』のことわりもなく
勝手に入りこんできて、わたしの夕食をかっさらって
いこうとしている。どこからみても、
これはフェアーな行為とはいえないじゃないか。
とりわけ、みんながたがいに助け合わなければならない、
今のような物騒な時代においてはなおさらだ」

 反応をたしかめようとして、しばらく間をおいてみた。
放送がなんらかの効果をもたらしたとは
とうてい思えなかった。裏口のドアの隙間からは、
さらに新しいアリたちが入りこみ、
壁や天井のアリの数もあきらかにふえ、
食品をおおう黒い影はひろがっているようだった。
気落ちしながらも、わたしはめげなかった。

「まだ気がついてないらしいが」わたしはいった。
「わたしはこの殺蟻剤とほうきで、
あっという間にきみたちの息の根をとめることができる立場にある。
しかし、それが正しい答えだとは思えない。
われわれ人間は歴史がはじまってからこのかた、
こうやってたがいに殺しあってきた。そしていまは、
昔よりもずっとひどい殺しあいをするようになっている始末だ」

 そのとき、生き物はみんなほめられるのが
好きだったことを思いだした。わたしは方向転換し、
アリについて思いつくかぎりの賞賛のことばを
想念で送りはじめた。その鋭敏な知性、生へのあくなき関心、
なんであれ現在していることにたいする完全な献身ぶり、
共通の目的に向かう協調的な行動、指令も指揮も
必要とせずに正確に仕事をやりとげる能力などに
わたしがいかに感心しているかを、心の中でつぎつぎとのべた。

 そしてまた間をおき、虫めがねで観察した。
状況はいっそう悪化しているようだった。
 放送はこれまでにしようと思った。

「いいたいのはそれだけだ」わたしはいった。
「この状況のなかで、わたしは正確にものをいい、
最善を尽くしたつもりだ。あとはきみたちにまかせよう。
これは紳士と紳士とのあいだの話だと考えてほしい」

 わたしは居間にいき、いすにすわった。
すっかり憂鬱になっていた。自分が精神に異常を
きたしたのではないかと疑いはじめた。
ものごとがどうもそちらのほうに向かっている
ような気がしてならなかった。

 とつぜん、精神病の権威といわれている級友から
数週間まえにきいた話を思いだした。
正気と狂気を境界する一線はなかなかひきにくく、
われわれの多くは毎日のように思考や言動のなかで
その一線をこえているという話だった。

 アリにたいする『放送』で、わたしはその
一線をこえてしまったのだろうか? 
アリと紳士協定を結ぼうなどとは、
いったい正気の沙汰といえるのだろうか?

 わたしは混乱した頭を切り換えて、
すべてを忘れるために、
ロサンゼルスの劇場に喜劇を観にいった。

 真夜中すぎに帰宅すると、アリのことが気になって、
その足でベランダにいった。
影もかたちもなかった! 一匹もいなかった!

 アイスボックスのふたは、
早く食品を入れてくれというように、あいたままだった。
その近くのテーブルには多少の食べ物があったが、
アリの気配はなかった。懐中電灯を使って丹念にしらべた。
床、壁、天井のどの部分にも、ただの一匹も
のこっていなかった。あのちっぽけな仲間たちは、
ほんとうに紳士協定を守ってくれたのである。

 その事件があったのは5,6年前のことだった。
それ以来、わたしは家にいても外にいても、
アリに悩まされることはたえてなくなった。
ときおり、一匹の偵察アリが部屋を横切っていく
ことはあるが、そんなとき、かれはちょっと立ち止まり、
わたしの親しみをこめた無言のあいさつにこたえてくれる。
わが家のまわりには、いつも無数のアリが忙しく
歩きまわっているし、家に入る気ならば隙間はいくらでもある。
キッチンやベランダにはたいがいアリの好物がおいてある。
しかし、近所の家にはあいかわらず大群で侵入して
大いに迷惑をかけているというのに、
わが家に徒党を組んでくることはもうなくなった。

 われわれの紳士協定はまだちゃんと守られている。
あの日、わが家に侵入したアリたちだけではなく、
すべてのアリが守ってくれている。

 もしかしたらあのとき、
わたしはアリ組合のみえない
名誉会員証をもらったのかもしれない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



・・こんなんで驚いてはいけません
著者は ハエ と友達になり
呼べば来てくれる仲になります・・




ねっ  
 読みたくなりますでしょ??  続きを。


ハエと友達になる方法? / 『動物はすべてを知っている』






そういえば『ミュータント メッセージ』にも
ワニにお願いして池で水浴びをさせてもらうシーンがありました・・・。

(もっと 衝撃的?な場面もあるのですけどネっ)
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by Tukasa-gumi | 2009-04-19 22:37 | 図書 | Comments(4)
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Commented by えらりん at 2009-04-21 18:52 x
仕事から帰ってきてパソコンを開いたら、あらびっくり。
私のために?エントリーありがとうございます。

この話、本当だとしたら私も試してみたいです。
ハチが動き回ると、こちらのトークを中断しそうなのですが、
この週末も我が家に巣作りされることがあれば、
めげずにやってみたいと思います。
問題は留守中の平日に作られるかも・・・ということです(苦笑)。
Commented by Tukasa-gumi at 2009-04-21 19:36
>えらりん さん
この本でのキーワードは
『生き物はみんなほめられるのが好きだ』 
ということらしいです。

(いわゆる ほめ殺し って ????)


『ミュータントメッセージ』という本の中でも
アボリジニが白人女性が水浴びをするために
池(沼)にいるワニに陸に上がってくれるよう
お願いするシーンがあります。

(『窓際のトットちゃん』にも馬に
 話す場面があったなぁーっ、
 ・・・確かに 馬は人間の会話を
 そこそこ理解しているような気がいたします。
 元 馬術クラブ所属の私が断言いたします デス)



・・・どうやら人間が思っている以上
動物は 話せばわかる 相手らしいですョ ????



Commented by suyap at 2009-09-05 19:00
こんにちは、いただいたコメントから拝読させていただきました。

『生き物はみんなほめられるのが好きだ』 

う~ん、そうですね。「ほめる」=好き好きの波動を出すってことかな?でも、困ったことを仕出かしてくれてる原因のヤツに、好き好き波動を出すのは...修業がいりますねえ。
Commented by Tukasa-gumi at 2009-09-05 19:24
>suyapさん
毎度ご丁寧に、ありがとうございます。

・・私も ?? と思いながらも
近隣を闊歩するネコ達に協定を結ばんと
説得する日々を重ねております  (? 
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